2010年 09月 20日
9月7日(火)夕方~16日(木)の動き ~いかだに向け 前編~ |
ご無沙汰です。
いかだへの道のりは本当に衝撃的なことばかりでした。
それをこれからまとめて書いていきます。
おそらくこれから書くことは、今後新潟県三条の五十嵐川で、市やNPO団体が青少年育成事業として川遊びを企画する際のかなり珍しい参考資料になると思います。
では始めます。
9月7日(火)
発電所からの、ダムの水量調整ができない、という衝撃の告白から一夜明けた9月7日、約一ヶ月ぶりの小雨が降ったと記憶している。参考までに7日の夕方から夜にかけての水位の変動をご覧いただきたい。
PM5:30 笠堀ダム178,27m 流入4,25t 放水0,96t 籠場の水位 16,77m
PM6:20 笠堀ダム178,47m 流入12,42t 放水0,97t 籠場の水位 16,78m
PM7:00 笠堀ダム178,67m 流入13,81t 放水0,98t 籠場の水位 16,92m
PM8:40 笠堀ダム179,04m 流入14,67t 放水1.00t 籠場の水位 16,96m
PM9:00 笠堀ダム179、12m 流入14,36t 放水1.00t 籠場の水位 16,97m
除々にダム水位が上がっていくのがわかる。でもいまだ貯水率が10%ぐらい。
怖いことに発電は一日半ストップしたまま。その理由がまだ確認取れてない。
水量調整ができないことは事実上川下りができない、ということだが、とにかく雨が降ればひょっとして状況が変わるかも?という淡い期待もあった。もっとも開催直前に雨が降ってダムに水が溜まっても設営の関係上、間に合わないのだが。
当然、委員会は月曜日以降、大谷ダムで開催した場合の事業計画書を入念につめ始めた。
川での安全性が今のところまったく白紙になってしまい、ダム開催の可能性がかなり高くなったからだ。
でもまだ4日ある。
この時点での天気予報は次の通りだった。
8日 降水確率 50%
9日 降水確率 50%
10日 降水確率 20%
11日 降水確率 50%
12日 降水確率 50%
一旦、発電所に断られたけども、どこかでまだ期待していた。
それに、籠場の水位も、海抜16,97m、と上昇してきている。
6月に発電所のご好意で13トンの水量でいかだ試走した時が、籠場で17,10ぐらいだったので、その時の状況に近づいてきている。
とにかく自分は自分が決めた川のコースをマイカヤックで下ってみようと思った。本番は9月12日(日)。9月11日(土)は仕事の選択日のため、休みをもらっている。でも設営など考えてみると、やっぱり今試漕するしかない。仕事日のためカヤックに乗っている時間などないので早朝漕ぐ決心をした。
夜の10時頃、会議所の委員会メンバーのMLにその旨書き込みをした。
明朝朝5時から30分、コース予定地を漕ぐので、時間のある人、見にきてね☆といった具合に。
9月8日(水) 早朝
一夜明けて、9月8日(水)。
朝4時起床。小雨が降る中、雨に濡れながらカヤックをカートップに積みスタート地点へ。
コースは五十嵐川の中流域約1,3キロで自宅から車で15分
スタート地点にちょうど5時到着するとまだ暗くて下れる状況でない。
勿論、誰もいない。いるわけがない。メール自体見た人はほとんどいないだろう。
5時19分、明るくなってきたのでスタート。
鮎釣り師の方が2人ほどいた。
挨拶をして、水量確認をしながら漕いだ。
島潟のスタート地点。まだ暗いこの状況で漕ごうとは完全にアホである。
スタート後、すぐに上流部を振り向いた。
美しい朝の川原の情景。
魚の匂いが強烈にした。
さあ、スタートの浅瀬だ。ここはゴリゴリ擦った。当然いかだでは無理。
瀞場を静かに漕ぐ。釣り師と会釈。この時間帯が釣り師にとっては最高だ。
僕を車で搬送してくれたOさん
ありがとうございました
ここで五十嵐川の水量データです。
PM4:00 笠堀ダム179,8m 流入5,51t 放水1,00t 籠場の水位 16,99m
AM5:00 笠堀ダム179,99m 流入10.01t放水1,00t 籠場の水位 16,98m
AM6:20 笠堀ダム180,79m 流入48,21t放水1,00t 籠場の水位 16,93m
AM7:20 笠堀ダム181,05m 流入24,46t放水1.05t 籠場の水位 17,00m
AM10:00 笠堀ダム182,51m 流入95,43t放水1.08t 籠場の水位 17,36m
次に委員会への報告
日時:2010年9月8日(水) 早朝
場所:島潟~籠場の堰堤まで
距離:1,3キロ
所要時間:AM5:19~5:38 で、19分
推定水量 笠堀ダム大谷ダム合わせて2トン
籠場の水位:16,98m
先週の土曜日の試走時より水位が10センチちかく高く、当然、川の深さは40~50センチでいかだでもいける水量となった。
二箇所の座礁ポイントは、逆に流れていて、底を擦りながら下れるかどうか、といったところ。
6月13日に試走した時のように、籠場の水位が17,10以上あれば安全に下れた。
今朝の水量でもわりといい線だったと思う。
問題は、ダムはほとんど放水してないため、たまたま雨が降ったために一時的に水が増えただけ、ということ。
当日ダムの放水をコントロールできないので、水の保障はどこにもない。たとえ、これから5日間、雨の予報が多いといっても。
なんと、委員会メンバーが二人も来てくれ、ゴール地点からスタート地点に歩く自分を見つけ、車で送ってくれた。こういうとこ、凄いです、ほんと。
9月8日(水) 昼
ダムの発電所課長さんとようやく連絡が取れいろいろ確認させていただいた。
その報告に、と、お昼に次のようなメールを委員会に流している。
↓
2日間、笠堀ダムの発電をとめてました。
笠堀ダム湖が一昨日までの超渇水により泥だらけになり、水位計など、計器が故障したそうで、只今修理中です。
ダム湖の水は一昨日の177mから約5mは増えたけど、まだまだ水が少なく、しかも泥水のままなので、
発電機を故障させないためにも、おおよそ、10m以上水が増えないとまた発電できないというお話でした。
仮に無理矢理運転しても泥水のため、すぐにとめる可能性があるとのことです。
つまり、再度、12日の放水はできない、ということを確認したのと、その後も現段階では放水を保障できない、
というお話でした。
多少、雨でダムの水が増えてきていても焼け石に水、ということである。
残念ながらほぼ結論が見えた気がした。
9月9日(木) 早朝
次のようなメールを委員会に流している。
↓
おはようございます。
報告です。
AM6:00現在
笠堀ダム水位 184,07m 流入量 3,38トン 放水量 1,10トン
大谷ダム水位 191,04m 流入量 0,60トン 放水量 0,60トン
籠場の水位 16,9m
<状況>
ダムへの流入量がだいぶおちついてきました。
笠堀ダムは3日前の最低水位より6mぐらい水位が上がりました。
大谷ダムも最低時より1~1,5m水位があがってます。
放水量は両ダムとも一貫してちょぼちょぼで推移してます。
籠場の水位も、昨日の試走時よりも低くなり、また渇水してます。
先週、NCN二人で試走したときと同じぐらいの水量になってます。
このまま、今日明日は雨が降らないようなので、ここからさらに川の水位が
低くなると予想されます。
土曜日は、曇りのち雨、日曜日も、曇り時々雨で降水確率が60%です。
<当日の予測>
大谷ダム、8月28日の超渇水時より、多少水多し。
流入量もちょぼちょぼ。
島潟から籠場の堰堤付近の五十嵐川
水位は土日で多少増えそうだけど、一体どのタイミングで増えるのか予測がつかない状況。
9月9日 昼
昼休み、笠堀ダムと大谷ダムのそ様子を見に行った。
写真をアップします。
大谷ダム
凄い水綺麗でしたね。
ここはだいたい水量が落ち着いてます。
笠堀ダム
大谷ダムと対照的に凄い色をしてました。
発電はいまだ動かず。
水量はこれでも増えてきているけど、いまだ20~30%の貯水率です。
ちなみにダム放水の8割以上が笠堀の水です。
大谷ダムは多目的ダムの貯水池で、通常1~2トンしか水が流れません。
川下りの水量調整でポイントとなるのは完全に笠堀ダムです。
9月10日(金)夜
以下のメールを委員会に流している。
なんと会社の事情で11日の土曜日、自分が出勤になってしまった。
前日の設営ができないのはつらい。
↓
↓
お疲れ様です。
今日は、A君とWESTに行ってきました。
WESTから持ち出したのは以上です。
・ライフジャケット 34着
・シングルパドル 23本(1本おまけ)
・そしてテントを一張り!(サービス)
こどもの水辺サポートセンターから借りたものも
本日WESTに届いておりました。
詳細は次の通り
・ヘルメット 60個(ダムのためいらなくなった)
・ライフジャケット 22着(子供用、黄色)
・スローロープ 3つ
三条消防本部よりお借りしたもの
・ライフジャケット 10着(オレンジ)
あと、支払いも済ませました。
<中略>
尚、いかだが終わった後の話になりますが、
こどもの水辺さんにはお借りしたものを一両日中に返却しなければならず、
その前に、ライフジャケット、ヘルメットを乾かさなければならないので、
場合によっては皆様の協力が必要になるかもしれません。
その時は御願いします。
発送場所は受取先でもあったWESTさんで、できれば月曜日の夕方に発送できればと思います。
あと、明日ですが、すいませんが、事情により一日会社に出なくてはならなくなりました(汗)
そこで、NCNのKさんに自分の代役を依頼しました。
皆さん、明日9時頃から大谷ダムで漕ぎの練習兼ダム湖の最上流部へのツアーに
なると思いますが、彼から漕ぎを教わって安全に行ってほしいと思います。
ダム奥に行くためのフネは、たまたま同じ大谷ダム湖で、朝10時からWESTのカヤック体験試乗会が開催されることになってまして、、
WEST店長のOさんに二人乗りのカヤックを4艇お借りすることになってます。
委員長、ダム湖で大竹さんにお礼を言って借りてください。
自分の所有するカヤックの残骸(^^)は、実家にありますが、F君、特に明日無理して取りに来なくてもいいよ♪
まずは、湖で委員会メンバーが漕いでみて感触をつかむのが先かと。
以上です。
朝10時から昼の1時まで、WESTのカヤック体験会、そして市が主催する国体選手二人のカヌー講習会、
この二つと重なりますので、注意してください。
午後一時過ぎは完全に我々だけになるので、そこでいかだのセッティングができますね。
I君達が、お宝を沈めるところを見れないのがひじょーに残念です(^^)
9月11日(土)
昼に大谷ダムで設営中の委員会メンバーと合流。
委員会メンバーの中の約10名が集まり、みんなでダム湖の最上流部までインフレタブルボートを使って行ってきた。すべて、自分の代役をまかってくれたこぐさん、フネの使用を許可してくれたWESTのOさんのおかげである。
夕方4時すぎ。
三条消防本部の担当者から、自分の携帯に直接電話があった。
翌日、大雨の予報ですが、おやりになりますか?という質問だった。
天気予報もコロコロ変わってよくわからない。
委員長にその旨伝え、明日の五時の段階で決定して消防など関係者に再度連絡することにした。
この時点で、まさかあんなに雨が降ることになるとはわからなかった。
夜は、かわせみで前夜祭。
楽しく酔っ払った。
明日は午前5時に大谷ダム集合である。
9月12日(日) 当日 早朝
朝5時頃に起床。
一夜にして雨が強くなっていた。
急いで大谷ダムへ。
ダムに集まるとすでに青年会議所メンバー10数名がいた。
判断は自分。
雷、大雨、風、と三拍子そろった悪天候で結論は見えていた。
止むを得ず、午前5時半頃、中止の決断をした。
父兄に連絡するプロジェクトチームのメンバー。
消防とNCNメンバーに連絡する自分。
午前10時頃までいただろうか。。。
その日は、一旦準備したものの返却で一日が終わった気がする。
あとでわかったことだが、その日の降水量は174mm。
これは9月の三条地区の降水量では観測史上初の記録であった。
消防も別部隊が朝4時頃から三条の冠水地区に救助要請を受けて出動していた。
その一週間前の、観測史上初、といわれた笠堀ダムの渇水は一体なんだったんだろう。。。
19日に延期。
我々のいかだ事業は暗礁に乗り上げたかに見えた。
でも、自分としては、やることをやる、という気持ちだった。
この時点でやることは明確であった。
9月12日(日)夜
夜、委員会メンバーに流したメールは次のようなものでした。
↓
とりあえず、自分が明日やることをここに明記します。
委員長、確認よろしく御願いします。
①三条消防署のT課長に昨日のお礼と、19日のレスキューの再依頼。
また、ライフジャケット66個貸していただけるか交渉(今回みたいに数箇所から取り寄せるの大変なので。)
②こどもの水辺サポートセンターさんへお礼の電話と、12日が中止になったため、お借りしたものを当日発送できたため、
13日中に届くことを連絡。
また、ヘルメット66個を19日に再び貸していただけるか確認。
③下越発電所水口課長に、12日は中止になった報告と、今日の集中豪雨で、ダム水位が10m増えたことを踏まえ、再度、19日のダム放水をコントロールしていただけるか交渉。
でも、思う。
②③をやる前に、19日に人が集まるか調整してからっだって。
子供、学生、レスキュー隊。
特にレスキュー隊の確保ができないと、川では開催できません。
そこで、参考にNCN(新潟カヌーネット)の出欠を取りましたので、現在わかってる範囲で。
<中略>
ありがたい!の一言です。
自分を除くと、今のところ2名の参加ですが、自分の読みだと、二名でも、19日当日が晴れまたは曇りで、
水量を13トンでやってもらえればレスキューのほうはこれでもいけると思います!!
この状況ならほぼ座礁はないのではないか、と思わますので。
籠場の水位が17,10mぐらいが理想的です。
ちなみに、週間天気予報だと、日曜は曇りのち雨です。
9月13日(月)
①、②はOKでした!
しかし③は担当者が翌日までお休みのため持越しとなりました。
平和に仕事をしていたお昼、驚愕の電話が自分の所に委員長よりかかってきました!
昨日、ダム下に設置した仮設トイレが、増水で流された!!
朝、業者が回収に行ったら、大谷ダムの大増水で什器を下まで下ろすことができず、一旦引き上げた、とのことでした。トイレ、あの大雨で増水の危険があるのに、昨日のうちに回収しなかったんだ!と思いました。
もっとも一般人だとそこまで想像できないかもしれません。
ちなみにトイレは行方不明でした。
自分があの日、下まで行っていかだ回収をしたメンバーに指示をすべきだった、と後悔しました。
自分が見ていれば、なんらかの注意を絶対に促したはずだったと後悔しましたが後の祭りです。
昼過ぎ、トイレが見つかった!と連絡が入り、我々は翌朝、トイレ回収のため、朝5時に大谷ダムに向かうことになりました。大谷ダムから自宅まで40分。5時50分には帰ってスーツに着替えないと会社に間に合いません(汗)。回収が滞ったら、申し訳ないけど先に上がらせてもらうつもりでした。
9月14日(火)
朝、五時に大谷ダムに8名ものJCメンバーが集まり、トイレを回収しました。
行ったら、まるで冷蔵庫の不法投棄のような感じで丘の中腹にトイレが横たわってました。
え?!あそこまで水来たの?と驚きました。
その後、午前中に③を確認しました。
結論としては、笠堀ダムが12日の大増水でなんと貯水率の87%まで一気に増えたため、
発電所課長より、19日、ダム放水できる、との回答をいただきました。
ありがたい!
しかし、、問題は人員確保です。もう一度建て直しが必要でした。
そして川の水も12日の大増水の余波で多めでした。
これはこのまま少しずつ引いてくれれば、19日にいい水量になりそうなので期待してましたが。
その日の夜の委員会のミーティングで、プロジェクトチームとしては前回のようにギリギリの決断はばたつくので、もう金曜日の段階で、日曜日の開催場所を決めた方がいい、という話が出たとうかがいました。ギリギリまで待ちたいのはやまやまでしたが、いろんな関係者から早くしたほうがいい、とは言われてましたし、委員会として、金曜日に川下りか大谷ダム、また実施か中止、のどちらかを決めることになりました。
すると、予算の関係上、午前中に(実質上11時)、どちらにするか決めて、(財)こどもの水辺サポートセンターさんからヘルメットを借りるか否か決める必要がありました。午前中が茨城から新潟に発送する締め時間でしたので。
当初より、ダム開催ならヘルメットは不必要。川下りなら必要、と我々は考えておりました。
もっとも、最後の砦として、金曜日の発送を見送った場合でも、地元のアウトドアショップWESTさんと三条消防本部よりヘルメットをかき集める、という手段も残されてました。
9月15日(水)
この日は仕事に専念しました。
いや、いつだって専念してますけど、なにか(汗)
9月16日(木)
発電所より、水量調整の件、どうするのか催促の電話が来ました。
その時点で、自分は、川かダムかまだ決定してないけど、朝5時頃から12時までの放水を依頼しました。
仮にダム開催になっても、放水量12トン分の発電ができるので水が無駄にはならないから問題ない、と発電所課長もおっしゃってましたので。
また、三条消防本部にも夕方行ってきました。
彼らも、早くどちらかに決めた方がいい、とは言ってましたので。
そこで、結論はまだでませんが、金曜日まで待ってもらうよう依頼しました。
そして、正式に66着のライフジャケットの再依頼をしました。
その日はずっと雨。特に見附、栄方面で大雨が降り、消防が出動したということでした。
ほんと、最近の天候は極端で嫌になります。
一つ、自分が心配したのが、12日の大雨の後、ダム放水量のわりに、川の水が多いことでした。
これは、大雨による地盤の緩みなど、ダム以外のところ、たとえば多くの五十嵐川に注ぐ支流の水が増え、その数字が読みきれないからだと思いました。場合によっては12トンの水がいらないのでは?とも思ったぐらいです。
いずれにしても、明日、金曜日の時点での日曜日の降水量でヘルメットをキャンセルするかどうか決まります。その時点では金曜日は晴れのち曇り、土日が曇りか雨という嫌な予報でした。
この日も夜、ミーティングでした(またあ?!)
雨の場合、最悪、川もダムも中止となり、4月から続いた寺子屋事業の閉会式のみとなります。
その雨の場合のしつらえがこの時点でほとんど論じられてませんでした。
川の場合、ダムの場合、完全中止、閉会式のみの場合、と3つの選択肢が開催3日前の時点である、というのははっきり言って異常だと思います。
委員会スタッフを中心にそれが悩みの種でしたが、不測の事態に備えた計画になっていないことを指摘されると返す言葉もないのが委員会としての本当のところでもありました。
ああ、開催まであと3日!!
今日はここまで。さすがに疲れたのでまた数日後に続きを書き完結させます(^^;) by 著者
いかだへの道のりは本当に衝撃的なことばかりでした。
それをこれからまとめて書いていきます。
おそらくこれから書くことは、今後新潟県三条の五十嵐川で、市やNPO団体が青少年育成事業として川遊びを企画する際のかなり珍しい参考資料になると思います。
では始めます。
9月7日(火)
発電所からの、ダムの水量調整ができない、という衝撃の告白から一夜明けた9月7日、約一ヶ月ぶりの小雨が降ったと記憶している。参考までに7日の夕方から夜にかけての水位の変動をご覧いただきたい。
PM5:30 笠堀ダム178,27m 流入4,25t 放水0,96t 籠場の水位 16,77m
PM6:20 笠堀ダム178,47m 流入12,42t 放水0,97t 籠場の水位 16,78m
PM7:00 笠堀ダム178,67m 流入13,81t 放水0,98t 籠場の水位 16,92m
PM8:40 笠堀ダム179,04m 流入14,67t 放水1.00t 籠場の水位 16,96m
PM9:00 笠堀ダム179、12m 流入14,36t 放水1.00t 籠場の水位 16,97m
除々にダム水位が上がっていくのがわかる。でもいまだ貯水率が10%ぐらい。
怖いことに発電は一日半ストップしたまま。その理由がまだ確認取れてない。
水量調整ができないことは事実上川下りができない、ということだが、とにかく雨が降ればひょっとして状況が変わるかも?という淡い期待もあった。もっとも開催直前に雨が降ってダムに水が溜まっても設営の関係上、間に合わないのだが。
当然、委員会は月曜日以降、大谷ダムで開催した場合の事業計画書を入念につめ始めた。
川での安全性が今のところまったく白紙になってしまい、ダム開催の可能性がかなり高くなったからだ。
でもまだ4日ある。
この時点での天気予報は次の通りだった。
8日 降水確率 50%
9日 降水確率 50%
10日 降水確率 20%
11日 降水確率 50%
12日 降水確率 50%
一旦、発電所に断られたけども、どこかでまだ期待していた。
それに、籠場の水位も、海抜16,97m、と上昇してきている。
6月に発電所のご好意で13トンの水量でいかだ試走した時が、籠場で17,10ぐらいだったので、その時の状況に近づいてきている。
とにかく自分は自分が決めた川のコースをマイカヤックで下ってみようと思った。本番は9月12日(日)。9月11日(土)は仕事の選択日のため、休みをもらっている。でも設営など考えてみると、やっぱり今試漕するしかない。仕事日のためカヤックに乗っている時間などないので早朝漕ぐ決心をした。
夜の10時頃、会議所の委員会メンバーのMLにその旨書き込みをした。
明朝朝5時から30分、コース予定地を漕ぐので、時間のある人、見にきてね☆といった具合に。
9月8日(水) 早朝
一夜明けて、9月8日(水)。
朝4時起床。小雨が降る中、雨に濡れながらカヤックをカートップに積みスタート地点へ。
コースは五十嵐川の中流域約1,3キロで自宅から車で15分
スタート地点にちょうど5時到着するとまだ暗くて下れる状況でない。
勿論、誰もいない。いるわけがない。メール自体見た人はほとんどいないだろう。
5時19分、明るくなってきたのでスタート。
鮎釣り師の方が2人ほどいた。
挨拶をして、水量確認をしながら漕いだ。
島潟のスタート地点。まだ暗いこの状況で漕ごうとは完全にアホである。
スタート後、すぐに上流部を振り向いた。
美しい朝の川原の情景。
魚の匂いが強烈にした。
さあ、スタートの浅瀬だ。ここはゴリゴリ擦った。当然いかだでは無理。
瀞場を静かに漕ぐ。釣り師と会釈。この時間帯が釣り師にとっては最高だ。
僕を車で搬送してくれたOさん
ありがとうございました
ここで五十嵐川の水量データです。
PM4:00 笠堀ダム179,8m 流入5,51t 放水1,00t 籠場の水位 16,99m
AM5:00 笠堀ダム179,99m 流入10.01t放水1,00t 籠場の水位 16,98m
AM6:20 笠堀ダム180,79m 流入48,21t放水1,00t 籠場の水位 16,93m
AM7:20 笠堀ダム181,05m 流入24,46t放水1.05t 籠場の水位 17,00m
AM10:00 笠堀ダム182,51m 流入95,43t放水1.08t 籠場の水位 17,36m
次に委員会への報告
日時:2010年9月8日(水) 早朝
場所:島潟~籠場の堰堤まで
距離:1,3キロ
所要時間:AM5:19~5:38 で、19分
推定水量 笠堀ダム大谷ダム合わせて2トン
籠場の水位:16,98m
先週の土曜日の試走時より水位が10センチちかく高く、当然、川の深さは40~50センチでいかだでもいける水量となった。
二箇所の座礁ポイントは、逆に流れていて、底を擦りながら下れるかどうか、といったところ。
6月13日に試走した時のように、籠場の水位が17,10以上あれば安全に下れた。
今朝の水量でもわりといい線だったと思う。
問題は、ダムはほとんど放水してないため、たまたま雨が降ったために一時的に水が増えただけ、ということ。
当日ダムの放水をコントロールできないので、水の保障はどこにもない。たとえ、これから5日間、雨の予報が多いといっても。
なんと、委員会メンバーが二人も来てくれ、ゴール地点からスタート地点に歩く自分を見つけ、車で送ってくれた。こういうとこ、凄いです、ほんと。
9月8日(水) 昼
ダムの発電所課長さんとようやく連絡が取れいろいろ確認させていただいた。
その報告に、と、お昼に次のようなメールを委員会に流している。
↓
2日間、笠堀ダムの発電をとめてました。
笠堀ダム湖が一昨日までの超渇水により泥だらけになり、水位計など、計器が故障したそうで、只今修理中です。
ダム湖の水は一昨日の177mから約5mは増えたけど、まだまだ水が少なく、しかも泥水のままなので、
発電機を故障させないためにも、おおよそ、10m以上水が増えないとまた発電できないというお話でした。
仮に無理矢理運転しても泥水のため、すぐにとめる可能性があるとのことです。
つまり、再度、12日の放水はできない、ということを確認したのと、その後も現段階では放水を保障できない、
というお話でした。
多少、雨でダムの水が増えてきていても焼け石に水、ということである。
残念ながらほぼ結論が見えた気がした。
9月9日(木) 早朝
次のようなメールを委員会に流している。
↓
おはようございます。
報告です。
AM6:00現在
笠堀ダム水位 184,07m 流入量 3,38トン 放水量 1,10トン
大谷ダム水位 191,04m 流入量 0,60トン 放水量 0,60トン
籠場の水位 16,9m
<状況>
ダムへの流入量がだいぶおちついてきました。
笠堀ダムは3日前の最低水位より6mぐらい水位が上がりました。
大谷ダムも最低時より1~1,5m水位があがってます。
放水量は両ダムとも一貫してちょぼちょぼで推移してます。
籠場の水位も、昨日の試走時よりも低くなり、また渇水してます。
先週、NCN二人で試走したときと同じぐらいの水量になってます。
このまま、今日明日は雨が降らないようなので、ここからさらに川の水位が
低くなると予想されます。
土曜日は、曇りのち雨、日曜日も、曇り時々雨で降水確率が60%です。
<当日の予測>
大谷ダム、8月28日の超渇水時より、多少水多し。
流入量もちょぼちょぼ。
島潟から籠場の堰堤付近の五十嵐川
水位は土日で多少増えそうだけど、一体どのタイミングで増えるのか予測がつかない状況。
9月9日 昼
昼休み、笠堀ダムと大谷ダムのそ様子を見に行った。
写真をアップします。
大谷ダム
凄い水綺麗でしたね。
ここはだいたい水量が落ち着いてます。
笠堀ダム
大谷ダムと対照的に凄い色をしてました。
発電はいまだ動かず。
水量はこれでも増えてきているけど、いまだ20~30%の貯水率です。
ちなみにダム放水の8割以上が笠堀の水です。
大谷ダムは多目的ダムの貯水池で、通常1~2トンしか水が流れません。
川下りの水量調整でポイントとなるのは完全に笠堀ダムです。
9月10日(金)夜
以下のメールを委員会に流している。
なんと会社の事情で11日の土曜日、自分が出勤になってしまった。
前日の設営ができないのはつらい。
↓
↓
お疲れ様です。
今日は、A君とWESTに行ってきました。
WESTから持ち出したのは以上です。
・ライフジャケット 34着
・シングルパドル 23本(1本おまけ)
・そしてテントを一張り!(サービス)
こどもの水辺サポートセンターから借りたものも
本日WESTに届いておりました。
詳細は次の通り
・ヘルメット 60個(ダムのためいらなくなった)
・ライフジャケット 22着(子供用、黄色)
・スローロープ 3つ
三条消防本部よりお借りしたもの
・ライフジャケット 10着(オレンジ)
あと、支払いも済ませました。
<中略>
尚、いかだが終わった後の話になりますが、
こどもの水辺さんにはお借りしたものを一両日中に返却しなければならず、
その前に、ライフジャケット、ヘルメットを乾かさなければならないので、
場合によっては皆様の協力が必要になるかもしれません。
その時は御願いします。
発送場所は受取先でもあったWESTさんで、できれば月曜日の夕方に発送できればと思います。
あと、明日ですが、すいませんが、事情により一日会社に出なくてはならなくなりました(汗)
そこで、NCNのKさんに自分の代役を依頼しました。
皆さん、明日9時頃から大谷ダムで漕ぎの練習兼ダム湖の最上流部へのツアーに
なると思いますが、彼から漕ぎを教わって安全に行ってほしいと思います。
ダム奥に行くためのフネは、たまたま同じ大谷ダム湖で、朝10時からWESTのカヤック体験試乗会が開催されることになってまして、、
WEST店長のOさんに二人乗りのカヤックを4艇お借りすることになってます。
委員長、ダム湖で大竹さんにお礼を言って借りてください。
自分の所有するカヤックの残骸(^^)は、実家にありますが、F君、特に明日無理して取りに来なくてもいいよ♪
まずは、湖で委員会メンバーが漕いでみて感触をつかむのが先かと。
以上です。
朝10時から昼の1時まで、WESTのカヤック体験会、そして市が主催する国体選手二人のカヌー講習会、
この二つと重なりますので、注意してください。
午後一時過ぎは完全に我々だけになるので、そこでいかだのセッティングができますね。
I君達が、お宝を沈めるところを見れないのがひじょーに残念です(^^)
9月11日(土)
昼に大谷ダムで設営中の委員会メンバーと合流。
委員会メンバーの中の約10名が集まり、みんなでダム湖の最上流部までインフレタブルボートを使って行ってきた。すべて、自分の代役をまかってくれたこぐさん、フネの使用を許可してくれたWESTのOさんのおかげである。
夕方4時すぎ。
三条消防本部の担当者から、自分の携帯に直接電話があった。
翌日、大雨の予報ですが、おやりになりますか?という質問だった。
天気予報もコロコロ変わってよくわからない。
委員長にその旨伝え、明日の五時の段階で決定して消防など関係者に再度連絡することにした。
この時点で、まさかあんなに雨が降ることになるとはわからなかった。
夜は、かわせみで前夜祭。
楽しく酔っ払った。
明日は午前5時に大谷ダム集合である。
9月12日(日) 当日 早朝
朝5時頃に起床。
一夜にして雨が強くなっていた。
急いで大谷ダムへ。
ダムに集まるとすでに青年会議所メンバー10数名がいた。
判断は自分。
雷、大雨、風、と三拍子そろった悪天候で結論は見えていた。
止むを得ず、午前5時半頃、中止の決断をした。
父兄に連絡するプロジェクトチームのメンバー。
消防とNCNメンバーに連絡する自分。
午前10時頃までいただろうか。。。
その日は、一旦準備したものの返却で一日が終わった気がする。
あとでわかったことだが、その日の降水量は174mm。
これは9月の三条地区の降水量では観測史上初の記録であった。
消防も別部隊が朝4時頃から三条の冠水地区に救助要請を受けて出動していた。
その一週間前の、観測史上初、といわれた笠堀ダムの渇水は一体なんだったんだろう。。。
19日に延期。
我々のいかだ事業は暗礁に乗り上げたかに見えた。
でも、自分としては、やることをやる、という気持ちだった。
この時点でやることは明確であった。
9月12日(日)夜
夜、委員会メンバーに流したメールは次のようなものでした。
↓
とりあえず、自分が明日やることをここに明記します。
委員長、確認よろしく御願いします。
①三条消防署のT課長に昨日のお礼と、19日のレスキューの再依頼。
また、ライフジャケット66個貸していただけるか交渉(今回みたいに数箇所から取り寄せるの大変なので。)
②こどもの水辺サポートセンターさんへお礼の電話と、12日が中止になったため、お借りしたものを当日発送できたため、
13日中に届くことを連絡。
また、ヘルメット66個を19日に再び貸していただけるか確認。
③下越発電所水口課長に、12日は中止になった報告と、今日の集中豪雨で、ダム水位が10m増えたことを踏まえ、再度、19日のダム放水をコントロールしていただけるか交渉。
でも、思う。
②③をやる前に、19日に人が集まるか調整してからっだって。
子供、学生、レスキュー隊。
特にレスキュー隊の確保ができないと、川では開催できません。
そこで、参考にNCN(新潟カヌーネット)の出欠を取りましたので、現在わかってる範囲で。
<中略>
ありがたい!の一言です。
自分を除くと、今のところ2名の参加ですが、自分の読みだと、二名でも、19日当日が晴れまたは曇りで、
水量を13トンでやってもらえればレスキューのほうはこれでもいけると思います!!
この状況ならほぼ座礁はないのではないか、と思わますので。
籠場の水位が17,10mぐらいが理想的です。
ちなみに、週間天気予報だと、日曜は曇りのち雨です。
9月13日(月)
①、②はOKでした!
しかし③は担当者が翌日までお休みのため持越しとなりました。
平和に仕事をしていたお昼、驚愕の電話が自分の所に委員長よりかかってきました!
昨日、ダム下に設置した仮設トイレが、増水で流された!!
朝、業者が回収に行ったら、大谷ダムの大増水で什器を下まで下ろすことができず、一旦引き上げた、とのことでした。トイレ、あの大雨で増水の危険があるのに、昨日のうちに回収しなかったんだ!と思いました。
もっとも一般人だとそこまで想像できないかもしれません。
ちなみにトイレは行方不明でした。
自分があの日、下まで行っていかだ回収をしたメンバーに指示をすべきだった、と後悔しました。
自分が見ていれば、なんらかの注意を絶対に促したはずだったと後悔しましたが後の祭りです。
昼過ぎ、トイレが見つかった!と連絡が入り、我々は翌朝、トイレ回収のため、朝5時に大谷ダムに向かうことになりました。大谷ダムから自宅まで40分。5時50分には帰ってスーツに着替えないと会社に間に合いません(汗)。回収が滞ったら、申し訳ないけど先に上がらせてもらうつもりでした。
9月14日(火)
朝、五時に大谷ダムに8名ものJCメンバーが集まり、トイレを回収しました。
行ったら、まるで冷蔵庫の不法投棄のような感じで丘の中腹にトイレが横たわってました。
え?!あそこまで水来たの?と驚きました。
その後、午前中に③を確認しました。
結論としては、笠堀ダムが12日の大増水でなんと貯水率の87%まで一気に増えたため、
発電所課長より、19日、ダム放水できる、との回答をいただきました。
ありがたい!
しかし、、問題は人員確保です。もう一度建て直しが必要でした。
そして川の水も12日の大増水の余波で多めでした。
これはこのまま少しずつ引いてくれれば、19日にいい水量になりそうなので期待してましたが。
その日の夜の委員会のミーティングで、プロジェクトチームとしては前回のようにギリギリの決断はばたつくので、もう金曜日の段階で、日曜日の開催場所を決めた方がいい、という話が出たとうかがいました。ギリギリまで待ちたいのはやまやまでしたが、いろんな関係者から早くしたほうがいい、とは言われてましたし、委員会として、金曜日に川下りか大谷ダム、また実施か中止、のどちらかを決めることになりました。
すると、予算の関係上、午前中に(実質上11時)、どちらにするか決めて、(財)こどもの水辺サポートセンターさんからヘルメットを借りるか否か決める必要がありました。午前中が茨城から新潟に発送する締め時間でしたので。
当初より、ダム開催ならヘルメットは不必要。川下りなら必要、と我々は考えておりました。
もっとも、最後の砦として、金曜日の発送を見送った場合でも、地元のアウトドアショップWESTさんと三条消防本部よりヘルメットをかき集める、という手段も残されてました。
9月15日(水)
この日は仕事に専念しました。
いや、いつだって専念してますけど、なにか(汗)
9月16日(木)
発電所より、水量調整の件、どうするのか催促の電話が来ました。
その時点で、自分は、川かダムかまだ決定してないけど、朝5時頃から12時までの放水を依頼しました。
仮にダム開催になっても、放水量12トン分の発電ができるので水が無駄にはならないから問題ない、と発電所課長もおっしゃってましたので。
また、三条消防本部にも夕方行ってきました。
彼らも、早くどちらかに決めた方がいい、とは言ってましたので。
そこで、結論はまだでませんが、金曜日まで待ってもらうよう依頼しました。
そして、正式に66着のライフジャケットの再依頼をしました。
その日はずっと雨。特に見附、栄方面で大雨が降り、消防が出動したということでした。
ほんと、最近の天候は極端で嫌になります。
一つ、自分が心配したのが、12日の大雨の後、ダム放水量のわりに、川の水が多いことでした。
これは、大雨による地盤の緩みなど、ダム以外のところ、たとえば多くの五十嵐川に注ぐ支流の水が増え、その数字が読みきれないからだと思いました。場合によっては12トンの水がいらないのでは?とも思ったぐらいです。
いずれにしても、明日、金曜日の時点での日曜日の降水量でヘルメットをキャンセルするかどうか決まります。その時点では金曜日は晴れのち曇り、土日が曇りか雨という嫌な予報でした。
この日も夜、ミーティングでした(またあ?!)
雨の場合、最悪、川もダムも中止となり、4月から続いた寺子屋事業の閉会式のみとなります。
その雨の場合のしつらえがこの時点でほとんど論じられてませんでした。
川の場合、ダムの場合、完全中止、閉会式のみの場合、と3つの選択肢が開催3日前の時点である、というのははっきり言って異常だと思います。
委員会スタッフを中心にそれが悩みの種でしたが、不測の事態に備えた計画になっていないことを指摘されると返す言葉もないのが委員会としての本当のところでもありました。
ああ、開催まであと3日!!
今日はここまで。さすがに疲れたのでまた数日後に続きを書き完結させます(^^;) by 著者
by cobatack
| 2010-09-20 10:15
| いかだ川下りの準備